穴窯と窯焚き

椛窯の穴窯は1995年 北海道夕張郡栗山町に築窯しました。

2007年には11年間の酷使によりアーチ部分が崩壊、基礎と煙道、煙突を除き、窯を再築窯しました

 

2007年再築後の窯

この窯は外寸、幅約2.5m、長さ約12.0mので煙突が約高さ0.9mと低い半地上式穴窯で窯の半分近くが地下にあり、その為熱効率が悪く大量の薪が必要となります。焼成時間も長く6日~長い時は10日間の窯焚きとなります。信楽地方で380年ほど昔に使われていた古窯が原型で、効率は悪いですが、大量の熾きにより自然の灰が高温と強還元のもと青くガラス化したビードロに変わり大量の熾きで冷却時も還元状態となり強烈な自然灰窯変の作品が焼きあがります

窯焚き

2014春 割木作業

2014年3月末、大型トラックで丸太15ルーべ搬入

2014年5月 窯焚き一回分の割木

もみじ窯